今定例会は、当初大きな動きはないものと思われておりましたが、定例会最終日前日、公明党が都議会自民党との決別を宣言しました。
国政での自公連立よりも長い歴史がある自民党と公明党の連携解消はまさに青天の霹靂といえるでしょう。会期中もその伏線が見え隠れしていましたが、表に出ている理由だけではないのではないかと思っています。小池知事の誕生により都政が大きく変革している証左でもあります。
前定例会最終日に設置された豊洲市場移転問題特別委員会もようやく質疑が始まりました。
また、定例会最終日には議案の採決も行われましたが、都議会閉会中に審査を行ってきた平成27年度決算についての採決も行われ、豊洲市場が盛土をしないままに建設されていた、予算段階での説明が履行されていなかったことを受け「中央卸売市場会計」が自民党以外の反対多数で不認定となりました。
新銀行東京問題の時以来の不認定であり、また今回は公明党も不認定に回ったことに、大きな変革を感じる瞬間でした。
定例会は終了しましたが、年内には、小池知事への予算要望、豊洲市場移転問題特別委員会での審議も予定されています。
引き続き、都政に全力で取り組んで参ります。