豊洲市場移転問題に関する調査特別委員会 証人尋問

  • 2017年3月12日
  • 2017年3月13日
  • 議会

3月11日、都議会では10数年ぶりに地方自治法100条の調査権を付与された「豊洲市場移転問題に関する調査特別委員会」にて、証人尋問が行われました。

わが会派からは、福永元副知事、大矢元市場長に対する尋問は小山委員、東京ガス関係者に対する尋問は浅野理事が行いました。

小山委員の質問においては、石原元知事が記者会見での「豊洲移転は自分が就任した時には既定路線だった」との主張に対し、当時市場長だった大矢氏はそのようなことはないと断言。

浅野理事からは、東京ガスから提出された記録によると、石原元知事が当時、東京ガスの社長と面会し、豊洲推進を部下に指示していたことを指摘し、一方当事者の元社長にも尋問を行いました。

今回の証人尋問で新たな事実が明らかになった面もありますが、偽証罪に問われる証人尋問におけるお決まりの文句「記憶にありません」「覚えておりません」が連発、検察等と違い捜査権を持たない議会の限界に虚しさも感じました。

また、証人尋問に先立ち、各会派の申し出により委員会が行った資料開示請求に基づく資料が段ボール箱で80箱以上届きました。鋭意、資料の精査も行っています。

さらに、私は副委員長も務めているため、委員会だけではなく理事会協議、さらには各会派、特に自民党以外の皆さんとの綿密な調整も行っているので、日々疲労が溜まってきています。11日も帰宅したのは午前2時でした。

明日、13日も理事会と委員会が予定され、追加証人についての議論が行われます。何時までかかるか未定です。

ちなみに18、19、20日の三連休中に行われる証人尋問において、私は18日の元市場長関係者と20日の石原元知事に対し尋問する予定です。

過去の経緯と責任を一日も早く究明し、市場の未来への議論に繋げられるよう引き続き取り組んでまいります。

 

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